The Man Who Fell From The Wrong Side Of The Sky:最新 5 日分

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2017/9/23(Sat)

[呪い] 今日の破壊物件

某銀行のセキュリティトークンの液晶表示部が割れて真っ黒になってしまった、これ交換するにも窓口で手数料に1000〜2000円かかかるんよねぇ(経験者は語る)。

なのでお金のかからないスマホアプリによるワンタイムパスワード生成に切替えた、スマホの紛失盗難によるめんどくさい煩わしさが増すけどもしゃーない。セキュリティトークンと違ってワンタイムパスワード生成時にPIN入力必須に設定できるのだけはマシではあるが。

有効化の手続きとるとこれまで使ってたセキュリティトークンは自動的に無効になるのはええんやけど、インターネットバンキングのログイン設定での「ワンタイムパスワードによる多段階認証」がサイレントに解除されてしまうのクソじゃないですかねこれ…特に某銀行は第一暗証番号が4桁の暗証番号とかいう頭ATMなジジババ向けの情弱仕様なので、有って無い様なもんだしなぁ。

あと紛失等の際に使うバックアップコードを事前に生成できないのもめんどい、まぁ基本は電話という文化だしな…その為の人的コストとして低金利とバカ高い手数料そして時々発生する横領事件ゲフンゲフン

[nginx][ンッギモヂイイ X] Inoreaderからのこのチラシの裏への更新チェックがエラーになる件

以前書いた この話、どうも糸口がつかめたような気がする。

って感じらしい。

対策としてだいたいどこのページも「SRPMから再コンパイルしてNSSでなくOpenSSLを使う」みたいなヤバげな呪術で回避してるみたいやね、ええんかお前ら… ちゃんとテストしてコード読んで原因を特定してる人がおらんっぽいのがぺちぱー is 闇、まぁワイもめんどくさいからこれ以上調査する気は無いが。

そんで今回チラシの裏のnginxの設定を久しぶりに見直してみたんだけど、おそらくSSLv2/SSLv3の無効化にssl_chipersで

ssl_ciphers  (中略):!SSLv2:!SSLv3;

とだけやってたのがアカンかった気がするな、おそらくNSSはこの設定だけだと

とかするんではないかという推測。

これちゃんとssl_protocolsの方でも

ssl_protocols TLSv1.2 TLSv1.1 TLSv1;

もやっておかんとダメだったっぽいな、なんでこんな設定にしたのか全く記憶にございません。

おそらく

とかで回避できるっぽい気がするけど、テスト環境作るのめんどくさいので誰かやって頂戴。

ただし巡回履歴でみるとずーっと失敗してるのではなく半分くらいは成功してるんよな、それにhttp → httpsへリダイレクトしてる場合はまったく問題なかったりするのも謎だけど。 異なるバージョンのRHEL/CentOS複数台で更新チェックしてるとかなのかねぇ。

あとssl_chipersの設定についてはもうSecure By Defaultなんてなにそれ旨いのの世界なので、 Mozilla SSL Configuration Generatorの設定に任せて

ssl_ciphers 'ECDHE-ECDSA-CHACHA20-POLY1305:ECDHE-RSA-CHACHA20-POLY1305:ECDHE-ECDSA-AES128-GCM-SHA256:ECDHE-RSA-AES128-GCM-SHA256:ECDHE-ECDSA-AES256-GCM-SHA384:ECDHE-RSA-AES256-GCM-SHA384:DHE-RSA-AES128-GCM-SHA256:DHE-RSA-AES256-GCM-SHA384:ECDHE-ECDSA-AES128-SHA256:ECDHE-RSA-AES128-SHA256:ECDHE-ECDSA-AES128-SHA:ECDHE-RSA-AES256-SHA384:ECDHE-RSA-AES128-SHA:ECDHE-ECDSA-AES256-SHA384:ECDHE-ECDSA-AES256-SHA:ECDHE-RSA-AES256-SHA:DHE-RSA-AES128-SHA256:DHE-RSA-AES128-SHA:DHE-RSA-AES256-SHA256:DHE-RSA-AES256-SHA:ECDHE-ECDSA-DES-CBC3-SHA:ECDHE-RSA-DES-CBC3-SHA:EDH-RSA-DES-CBC3-SHA:AES128-GCM-SHA256:AES256-GCM-SHA384:AES128-SHA256:AES256-SHA256:AES128-SHA:AES256-SHA:DES-CBC3-SHA:!DSS';

とするようにした、長げぇよ。

あともういっちょIPv6が有効になってないことに今更気づいたぞ、さくらVPSがIPv6対応した時にパケットフィルタ周りは設定したんだけど NetBSDでpf(4)がIPv6でまともに動かない問題があってそっちに気をとられて肝心のnginx側の設定を忘れていましたわ…


2017/9/19(Tue)

[WWW] 短縮URL

そもそも Tim Berners-Lee からして :// は不要だったなんていってるくらいだし、「www」も冗長なので「草」一文字に圧縮しよう(なおバイト数)。

世の中は Pixiv だかの短縮URLサービス終了で「サービス終了でリンク先が判らなくなるので後世に問題になる」なんて話で盛り上がってるようだけど、そもそもインターネットでリンクが何年生き残るかを考えたらどうでもええ話よな(消えた数々の無料ホームページサービスを思い出せ)。 お前がブックマークサービスに溜め込んだ「後で読む(読まない)」のリンクはいったいいくつリンクが生きてるというのだ。

むしろ短縮URLの恐ろしさってのは、「Twitterの文字数制限回避」みたいな名目でしれっと普及させた誰かにとって、本当の目的は「リンクを何人がクリックしたか」という行動監視だったというドス黒い理由ってとこよね。 あのtwitterの全く使い物にならない検索から吐き出される結果に並ぶスパム業者、あいつらが使ってる短縮URLの偏り具合を眺めていると、どんなお金の流れになっているんだろうかとか誰か分析しねぇかなと思うんだけど。

ほんとにアレがtwitterで文字数削減できて便利とか信じて喜んで使ってた連中は悔い改めてどうぞ。

そんなエゴイスティックな理由で導入されたものが結局儲からないのか過当競争なのかサービス終了すると、ドメインが他所に売らて将来的に悪意あるリンクに置き換えられる脅威が生まれるという。 やっぱり広告業なんて商売ははやいとこ地獄の釜で煮られるべき連中だと思うし、インターネットの仕組み自体もクソなんよな。

こういうカラクリって 15年前に 2ch.net で貼られるリンクが全て ime.nu というサイトを踏み台にするように変わった時に気づいたんだけどね。 当時の管理人だった例のアレは導入の大義名分として

的なことを言ってたような記憶がある(本人ではなく取り巻きだったかもしれない)、でも実際は2chが企業によるステマと閲覧データの売買というビジネスモデルにシフトした瞬間だったんだろう。

はたして誰が考え出したビジネスモデルなのか、まぁこういうのは誰が「秘密の質問」なんて愚問を考えたのかと同じで未来永劫明らかにはならずに歴史の闇に消えるんだろうね。

そして他でも真似するところが出てくる、記憶が定かじゃないけれどほどなくして「はてダ」とかも貼られるリンクにも似たような踏み台が用意されるようになったと記憶している。いつのまにか消えてたけど(まぁ今はブログカードやらJavaScriptで飛ばしたりする新技術に切り替わったからね)。 その時の導入の理由としては「外部サイトへのリンクであることを明示することでトラブルを避ける」みたいな建前だったんだっけか(ヤフオク!なんかは「ここから先は外部サイトです」みたいなメッセージ今でも出すね)、他所に粘着する「はてな村」がねーへー(笑)と思った記憶(ぉ

それから10年以上たって、インターネットはまとめブログとアンテナサイトによるフェイクニュースにまみれてアフィマネーを吸ったもん勝ちという世界になりました、はぁ(クソデカ溜息)。 つまりは UNIX 板住民とかいうジジイどもが悪い。


2017/9/18(Mon)

[音楽] 1080円廉価盤ラッシュ

ここんとこ日本における洋楽 R&B/Soul 界隈はは1080円廉価盤ラッシュで( Atlantic R&B 1000シリーズとかね)、あの名盤がこのお値段でとレアグルーヴ厨冷えてるか〜?状態で喜んで良いのか悲しむべきなのかよく判らんのだけど、まー景気が少しはマシになったってことなんですかね(適当)。

ところで Gil Scott-Heron も再発はじまるようであちこちで予約可になっとるね、日本だと20年以上前にBMG Victorから出たっきりで長いこと廃盤だったんだけど。

発売予定のタイトルみると海外では 2012に 3CD BOX セットそして 2014〜15 に単品で再発されてた Flying Dutchman 時代の 1st〜3rd アルバムが順次発売になる感じ。 すでにワイは輸入盤で入手済だけど、リマスターちゅーよりもリミックスに近いレベルで音変わってるしボーナストラックありだし、旧盤持ってても改めて買う価値はあると思う。

続けて Brian Jackson と組んだ Arista 時代の作品も再発して欲しいやな、こっちも海外では2010年にリマスター再発済なんだけど国内全然動き無かったよな。

それと全盛期 Herbie Hancock のバックバンドが結成した The Headhunters が70年代に出した2枚のアルバムも順次1080円で出るよう予約はじまってる、こっちも17年振りかぁ。

90年代に入って再結成した時のアルバムとかも実はおすすめ。

とはいえ期間限定の1080円再発は逃がすとあっという間に無くなるのが困りもの、自分は Coke Escovedo の2枚のアルバムが2014年に1080円で再発したやつを買い逃がして、もう結構なプレミアついてるので絶望している。これ海外ではそもそも未CD化なのよね。

あとEugene McDanielsカッコいいね、名盤探検隊だったかで出てた頃はスルーしてたよ。


2017/9/17(Sun)

[映画] Wim Wenders/Paris, Texas

またしても訃報、俳優の Harry Dean Stanton が亡くなった。91歳にして老衰であり大往生ではあるけどとても寂しい。

映画「エイリアン」でネコ探してる最中に喰われてしまった人というと判りやすいか。

脇役の多い人だったけど、主演した「 Paris, Texas」という映画(脚本を手掛けたSam Shepardも今年7月に亡くなられている)がとても好きだ、彼が演じたトラヴィスという男はモハビ砂漠を飲料水が尽きてもなお徒歩で横断しようとする狂人だった。

このオープニングの、死の象徴であろうイヌワシの気配を感じ振り返るも最後の一口の水を飲んで歩きはじめる彼の表情がとても好きだ。

彼がそんな危険を冒して向かおうとする場所は、かつて気まぐれで通信販売で購入した土地があるテキサス州のパリという街、両親はその街で結婚し彼を産んだいわば人生のスタート地点である。

彼は4年前からずっと覚めない悪夢の中を生きている、そして人生をどうにかリセットするために自身のルーツである「パリ、テキサス」への放浪の旅を続けていた。 しかしその旅は彼を連れ戻しにやってきた弟ウォルトによって中断される。

トラヴィスは彼の4年間の不在をやんわりと責めるウォルトに「4年ってそんなに長い時間か?」と呟く、年老いた男にとっては10年前だって数日前と大して変わりはない。 しかし彼が残した幼い息子ハンターにとっては4年という時間は人生の半分を占めるほどに長いし、物心ついてからの記憶に父親の姿は無い。

母親のジェーンもまたハンターをウォルト夫妻を預けたまま姿を消していた、3人が家族だった頃の記憶は昔撮った8ミリフィルムの中にしか残っていない。

トラヴィスはハンターを前にしてどう振舞えばいいのか判らない、ぎこちないながらも父と子の関係を作り上げることに成功したが、やはりウォルトの元に居候するわけにもいかない。 また自分だけがハンターに許されるのはアンフェアという気持ちとそして後で書くけどハンターにかかった「呪い」を解く為、ジェーンを探しハンターと会わせることを決意する。

ストーリーネタバレになってしまうので詳しくは書かないけど、エンディングは3人がまた家族として一緒に暮らすみたいなハッピーエンドじゃない。 クライマックスでは4年前に彼が失踪するきっかけとなった出来事がモノローグで語られるけれども、けっして覆水は盆には帰らない。

この映画の苦いストーリーと映像そして音楽にインスパイアされて、U2 のボノは「 The Joshua Tree」という大ヒットアルバムを作ったけど、その曲の歌詞の通り「一緒に暮らしても、別離れても、どちらを選んでも死ぬほど苦しい」という共依存の袋小路なんよね。

音楽の話が出てきたのでそれにも触れておくと、Ry Cooder の書いたメインタイトル曲「Paris, Texas」が素晴らしい、

この曲はテキサスの盲目のゴスペル歌手にしてスライドギター弾きである Blind Willie Johnson による賛美歌「Dark Was The Night, Cold Was The Ground(夜は暗く、地は冷たく)」を翻案したものだ(同曲のカバーもエンディングで使われている)。

このオリジナルはボイジャー宇宙探査機に載せられた地球外知的生命体に向けてのメッセージである金メッキのアルミ製レコード盤にも収録されているので、宇宙人が最初に聴くアメリカ音楽のうちのひとつである。

そして Bind Willie Johnson もまた母親をはやくに失った哀れな子供だった、父親は再婚したが継母は若い男と浮気をしその現場を目撃した幼い彼は酸をかけられ失明した。 その悲惨な体験を歌った曲が「Mother's(Motherless) Children Have A Hard Time(母のない子は辛い目に)」だ

この曲の最も有名な翻案は Eric Clapton による「Motherless Children」だけれども、彼の家庭環境もまた複雑だった。父母と思ってたのは祖父母であり姉と思ってたのが本当の母親であり、彼を捨てて遠い地で再婚し新しい家庭を作っていた。 そして彼は姉と思っていた母親に「母さんと呼んでいいか」と尋ねるが拒否されとても傷ついたそうだ(そして母親の愛を得られなかった男の常として女癖が異常に悪くなる)。

そんな彼にも息子コナーが生まれたのだけども、本当の父親の顔も名前も知らなかった自分が父親らしいことができるか自信が持てなかった事を「My Father's Eyes」という曲で歌ってる。

何と語りかければいいんだろう
何を教えてあげればいいんだろう
何をして一緒に遊べばいいんだろう

そしてだんだん判ってきた
こうして息子が父親である僕の顔を見つめているというのは
僕はようやく名も知らない父の顔を見つめることが叶ったのと同じ事なんだと

トラヴィスが父親としてどう振舞えばいいのか判らなかった理由とよく似ている。

トラヴィスの両親の夫婦仲もあまり良くなかったようだ、彼がまだティーンエイジャーだったころに亡くなっている。なのでまだ幼かったウォルトその記憶はほとんどない。 ウォルト夫妻は仲睦まじく兄の子であるハンターも実子のように受け入れられたってのはこの記憶の欠落が大きい、一方でトラヴィスの結婚生活は破綻した。

そしてこの記憶の欠落ってのはハンターも同じで、トラヴィスの存在なんて知らずにウォルトの実子と信じ生活していれば本当は幸せだったはず。

でもトラヴィスは理解していた、本物の父親がいると知ってしまったからには本物の母親の愛情をも知らなければ「母のない子は辛い目に」遇ってしまうということを。 ウォルト夫妻が実子のような愛情を与えて育てても、それは Clapton が祖父母の愛情では満たされることが無かったの同じ事になってしまう。

だからこそジェーンを探し出してハンターと再会させようとするわけで、復縁なんかを考えてるわけじゃない(ハッピーエンドでない事に不服の恋愛脳の方々残念でした)。 彼女がハンターの将来を思ってウォルト夫妻の元にいくばくかのお金を毎月送ってきているからというのもある、ジェーンがハンターを拒絶したらもっと悪いことになる。

トラヴィスにとっては自分が迂闊にも戻ってきてしまったことでハンターに「母のない子は辛い目に」あうという呪いがかかってしまったことに気づいた。 そのシーンが高速道路にかかる橋で「この世界にはどこにも安全な場所は無い」という説教をする狂人に出会ったシーン。

ジェーンとハンターが抱擁しお互いの髪の色を見比べ母と息子である事を確認する、それは「呪いが解けた」瞬間でありそこまでが彼にできる精一杯の罪滅ぼしである。 そして彼は暗い夜の闇に姿を消す、トラヴィスの行方は誰も知らない。


2017/9/16(Sat)

[音楽][映画] Jim Jarmusch/Gimme Danger

ジャームッシュ監督の映画「 Gimme Danger」を観てきたよ。

この映画は (Iggy &) The Stooges(イギーとバカの集まり) というバンドのドキュメンタリーで、タイトルは彼らのアルバム「Raw Power(淫力魔人)」の「Gimme Danger(やばいことが好きさ)」という曲にちなんでいる。

花の金曜日ってのもあってお客さんけっこう入っててしかも女性が多く驚いたんだけど、そこではたと気付いた。 別に The Stooges が好きで観に来てるわけではなく、趣味欄に「好きな映画: ジャームッシュ」とか書いちゃうバブル世代の残滓やね…

最初に書いておくとワイはこの主人公である(Iggy & )The Stoogesというバンドは死ぬほど好きだけど、ジャームッシュという映画監督はまったくもって好みじゃない。 どんな題材であろうがとにかく小津調のつもりか知らんけどひたすら退屈で睡魔との戦いにさせてしまうクソ監督だと思っている、唯一「 Dead Man」という映画だけは好きなんだがそれはサウンドトラックを担当した Neil Young の功績が大きい。

そしてこの映画自体の出来映えもハッキリいって雑コラレベルよな、 以前書いた同ジャンルの映画「Joy Division」の Grant Gee 監督のような丁寧な映像のパッチワークそしてわざわざライブミックスして当時の空気感を再現なんて、ジャームッシュには無理よ無理無理カタツムリってのは知ってたけどさ。 だけどライブ映像をやたらコミカルになるような早回し加工してみたり、昼間に家で暇を持て余してるジジババ向けの下世話な情報番組のワンコーナーみたいな再現アニメ仕立てにしてみたり、映画やテレビからのコラージュ映像をはさんでみたり、本当にいつもの オナニージャームッシュ節だった、ほんとバカじゃねぇの。

結局はジャームッシュが映像にしたかったのって60〜70年代のThe Stoogesじゃなくて、30年を経て再び集まった The Stooges 同窓会の「戦友たちの絆 *1」でしかないんだと思う。 ということで小津「東京物語」ならぬジャームッシュ「デトロイト物語」という絆(笑)喪失感(笑)なひっどいゲテモノ料理喰わされてしまった感。

インタビュー自体も日本語版WikiPedia級のうっすいうっすい内容だしなかなかキツイものがあるし、入門編として観るにしてもいろいろ情報不足過ぎる。 パンフのアルバム紹介も、The StoogesにおいてはRaw Powerの次のアルバムとして準備されてた幻の4thに向けてリハーサルされてた曲も重要なのに一切無いしね、一応劇中では「I Got A Right」とか掛かったけど。

でもまぁテレビの番組でインタビュアーに自身の功績は?と問われて

60年代を滅ぼした

とドヤ顔で答えるシーン(同席したDavid Bowieもこれには大爆笑)が流れて救われましたね、そう彼らは本当に古きを打ち壊して新しい音楽を作ったのよ。

余談だけど、このバンドの崩壊期にデイヴ・アレクサンダー(脱退した直後に急死)に代わって加入したジェームス・ウィリアムソンのキャリアはほんと凄い。

彼はバンドがレコード会社をクビになったことで金に困り、発表する宛の無くなった音源をあちこちの海賊盤業者に売り飛ばしたりもした結構アレなお人。

しばらくはスタジオの録音技師として音楽業界に携わるも、のちに完全に足を洗って大学で電子工学を専攻する。 そしてなんとあの AMD に勤め CPU などの開発に携わり、1997年からは SONY の副社長に引き抜かれて Blu-ray の技術標準化作業などに携わってたという大出世。

にもかかわらず彼は再びイギーに誘われ、2009年のロン・アシュトンの死去によって空いた「世界で最も過激なロックバンド」のギタリストの座に「悩みぬいた挙句にSONY副社長を早期退職して」再び復帰したという。 しかももう30年以上ギター弾いてなかったのに。

詳しい事は「 ロックバンドに戻ったソニー元副社長」を読んでどうぞ。

なおこれが後のSONY副社長が書いた「見つけ次第皆殺し」という曲です。

ヒャッハー!


*1:イギーは「文字通り同じ釜の飯を食った」「ギャラは完全に等分」「政治的な意味ではなく純粋な共産主義」と表現してる


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