2021/07/04(Sun)
○[Windows] Windows 11を第一世代Core i5で動かしてみた
はえーひっどい 詭弁をそのまま載っける提灯記事、仮想化ベースのセキュリティってWindows 10 Creators Updateの頃から存在して最低限VT-xありゃ動くしTPMも必須要件ではない、そしてVHCIについてはサポート期間を盾にCreators Update対応ドライバ出さんかったハードウェアベンダ主にIntel HD Graphicの怠慢やで。
この仮想化ベースのセキュリティってようはLinuxのcapability(7)とかFのcapsicum(4)そしてOのpledge(2)みたいなアプローチだと対応しきれないからハードウェア仮想化使ってお茶濁した感じのシロモノよね。
なもんでこいつが有効だと常時Hyper-V起動してる状態になるので、排他関係にあるVMware WorkstationとかVirtualBoxとかが使えなくなるのだけどどうすんのかな。 この機能がはじめて導入されたCreators Updateでは PowerShellスクリプトを実行して完全無効にしてねでお茶濁しておったけれども。
とりあえず試しにThinkPad X201すなわちNehalemアーキテクチャという本来の要求スペックに何一つ達していないマシンにつっこんで、問題なく動いてるのを確認したのでAVX2以降とかの命令を使ってもおらん感じやな。
つーわけでアグレッシブな足切りはやっぱDRM回避問題でユーザーでなくギョーカイのためのセキュリティよね、まぁ理解はできるけどねファスト映画とか寄生虫だらけのインターネッツだし。 ワイはもうHi-ResとかUltra 4k HDに金かける気はない老人なので音楽はCDだし映画はそもそもDVDすら出てなくてVHSとかLDの中古探さんとならん事の方が最近多いからほんとDRMとかどうでもいいのである。
ちなみにまだ公式にはWindows 11のisoは配布されてないので、インストールは
- Windows10 Insider Preview 21354のisoを落としてきてクリーンインストール
- Windows UpdateするとWindows 11 Insider Preview 22000の更新が降ってくる
ちゅー手順で実行した。
すでにInsider Previewが切替わってるってことはすなわち今後Windows 10については新機能は無しが確定したわけで、ようやっと半期に一度のちゃぶ台返しから解放される。 これでサポート終了が2029年くらいまであったらよかったのに。
それにしても新スタートメニューとかウィジェットとか完全にWindows8のスタートスクリーンとVistaのデスクトップガジェットへの回帰で、あやつら失敗を失敗と認識しとらんかったのかと唖然とする使い勝手ですやね、Windows 11はインストーラーのチェック条件緩和されてもお断りだなこれ。 「はやくiOS/macOSになりた~い」というAppleコンプ患者のエコーチェンバー集大成といえる醜悪さよなこれ。
なおWindows 10スタイルのスタートメニューに戻す方法はすでに発見されてて
Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Advanced]
"Start_ShowClassicMode"=dword:00000001
をレジストリに追加すればおk(一度サインアウトが必要)、グループポリシーには今のところ設定項目無いのだがAdministrative Templateが更新されたら発見されるんじゃねえかな。
そんでスタートメニューのレイアウトのカスタマイズだけどだけど、Export-StartLayoutコマンドレットの挙動ががらっと変わってることに注意
- Windows 11スタイルのピン止め情報のみが出力される、出力フォーマットはJSONに変更されてる
- Start_ShowClassicModeが1の場合、旧来通りのWindows 10のライブタイル情報が出力されフォーマットもXMLのまま
という感じなので、この辺設定してるシステム管理者はブチ切れていいんじゃねえかこれ。 これまで既定は\Users\Default\AppData\Local\Microsoft\Windows\Shell\DefaultLayout.xmlだったけど、JSONはどこに置けばいいのか不明というのもひどい。 はよTechNet更新してくれませんかねホンマ。
以前チラシの裏でも取り上げた、メモ帳でダブルクリックではなくメニューから開いた場合にUTF-8(BOM無し)が化ける問題は解消されたもよう。 あれ放置しておくとUTF-8N復権派とかいうConspiracy Theoryが活気づくのでめでたいことである、今後のためにBOM有りUTF-8をUTF-8Qと呼ぶことを提唱したいですね…
それと既定路線だったとは言えPowerShell ISEが廃止になってるのがクソっすね、わざわざVisual Studio Codeとか入れたくないんですが… あとPowerShellのバージョンは5.1のまま、6とか7にするには自分でインストールが必要というね…
またやっぱり既定路線だったけどPowerShellもコマンドプロンプトもWindows Terminalに集約されたけどちょっと完成度低杉内、なんでいちいち設定にJSONファイル編集せにゃあかんのか…それもRFC8259準拠じゃない//でコメントが書けるいわゆるhjson(Human JSON)なのも再利用性無くてイラっとくるし。
まぁインストールしてみてぱっと気づいたのはこれくらいかな、次はCore2Duo機に入れてみようか。