2021/07/13(Tue)
○[Windows] Windows 11「お前達は同化される抵抗は無意味だ」
さっそくWindows 11がBuild 22000.65でStart_ShowClassicMode=1を殺してきやがったので、俺たちはクソスタートメニューを強いられてるんだ。 もうこれWindows 8/8.1の時と同様に存在そのものを無視するだな、一度負けたのに性懲りもなく戦い挑んでくるってどこのドイツかよ(世界大戦)。
かつてWindows CEでハンドヘルドデバイスにデスクトップと同じUIを押しつけたにも関わらずPalmに勝利してしまった因果が祟ってスマホでiOS/Androidに惨敗したように、今度はデスクトップにスマートホンのUIを押しつけて死ぬとは風流やのう。
いや逆転狙いのWindows Phoneの使い勝手はiOS/Androidよりよっぽど優れてたと思ってるけどね、IS12Tメインで使ってたし(マドスマはハードがね…)。適材適所なんだよなぁ両者を一本化しようとするからアホなので。 どっちつかずはどっちも死ぬんやで。
ちなみに現時点でWindows 11非対応のマシンに無理矢理インストールする「合法的な」方法は
- Windows 11チェックツールをパスするマシンに最新のWindows 10 Insider Previewをインストール
- Windows Update経由でWindows 11にアップデート
- ディスク引っこ抜いて非対応のマシンに挿す
- Microsoftアカウント経由でライセンス移動を行う
が一番手っ取り早い。
なお手元に一台もWindows 11チェックツールを通過するマシンが無い大貧民の場合は
- 仮想マシンに最新のWindows 10 Insider Previewを放り込む
- Windows Update経由でWindows 11にアップデート
- sysprepを実行し監査モードで再起動
- 監査モードで不要なユーザーやゴミを削除
- 再度sysprepを実行し一般化と次回起動時にOOBEを実行するようにしシャットダウン
- Windows PEで起動してドライブをdism /capture-image使ってWIM形式でイメージ化
- Windows 10インストール済の実機をWindows PEで起動し、dism /apply-imageで上のイメージでシステムドライブを上書き
という方法もある、というのも仮想マシン環境だとCPU世代やTPM2.0などによるチェックが行われないから。
具体的なsysprepとdismの使い方については長くなるのでここには書かない、ググるかアヒれ。 あるいは金出してAcronis True Image買ってUniversal Restore機能でも使え。
ただしこの方法は注意が必要、なぜならこの方法はライセンス的に
- テンプレートとしてインストールしたPC(仮想マシン)から
- 別PCへのイメージ展開(実機)
に該当するので「再イメージング権」が認められたボリュームライセンスが必要になるから。
ただしこれは回避方法があって
- vCenter Converterなどで実機を仮想マシンに変換する
- 同一マシンにESXiなどのハイパーバイザーを導入し、その上で↑の仮想マシンを動かす
のであればセーフ、これはP2V(Physical to Virtual)におけるライセンスの特例で、同一ハードウェア上で動く限りは両者を区別しないから。 よって別PCへのイメージ展開には該当しないということになりボリュームライセンスは不要、リテール版どころかOEM版でもセーフとなる。
まーそんなワイの心配をよそに、死んで腐臭を放つインターネッツには完全に非合法のリークISOのレジストリ弄ってインストールしてできた!なんて記事ばかりなのである。 順法精神どころかセキュリティ意識すら壊れとりますな。